「英語が難しすぎる」と感じるのは当然
英語が難しいと思うのは、ある意味では当然です。私たちの母語は英語ではありませんし、残念なことに私たちの母語は残念ながら英語との関連性も薄いです。例えばヨーロッパの他言語には、その文法や単語に英語との共通性があるものもありますが、日本語ではそうはいきません。
つまり、日本人にとっての英語学習は(英語環境で育った場合などを除けば)ゼロからのスタートになります。このように、私たちになじみの薄い英語の習得を目指す際に、分厚いテキストの1ページ目から全てを理解しようとすれば、挫折してしまうこともあるでしょう。
なじみの薄い英語をものにするためには、まずは要所だけを押さえ、徐々に積み上げていくのがおススメ。完璧主義は、英語習得の妨げになりますよ。
「英語が難しすぎる」から、卒業する方法
突然ですが、あなたはパズルゲームは好きですか?または、犯人当ての探偵ゲームは好きですか?子供の頃、かくれんぼは好きでしたか?仕事で論理的思考を求められるのは好きですか?もしあなたがこれらのどれかに当てはまる場合、英語をものにしやすいと思います。
何故なら、英語は「パズルゲーム」または「探偵ゲーム」と見ることができるからです。私は、自分の学習経験から言って、英語を難解な言語としてではなく楽しいゲームとして捉えることが上達の近道だと確信しています。そして、このゲームの上達に重要なのは以下の2つの力です。
長い英文でも、殆どの場合は5つの文型に分類できます。
文章の型を見抜けるようになると、英語力は飛躍的に向上します。
文章の正体を見抜く探偵ゲーム、それこそが私にとっての英語学習です。
英語理解のための「探偵ゲーム」の例
この時点で理解していただく必要はありませんが、ここで「探偵ゲームの例」を出しておきましょう。なお、文章のニュアンスは英語ネイティブの方からすると自然ではないかもしれませんが、ここではあくまで探偵ゲーム用のサンプルと思っていただければと思います。
(その本は机の上にある)
(私が昨日買ったその本は机の上にある)
(近頃若者に人気となったその本は机の上にある)
完全な英文理解には単語理解も必要ですが、文型理解が出来れば英文に手も足も出ないという事態は起こりにくくなります。容疑者のブラフ(文の長さ)惑わされずにその正体(文型と意味)を見抜く、探偵スキルを上げていきましょう♪
「探偵ゲーム」に習熟したら、どうなるか
英語の4技能(聞く・読む・書く・話す)は、それぞれ密接に関係しているものです。「探偵ゲーム」を楽しむことで、全ての技能を満遍なく鍛えられますよ!
さいごに
文型を見抜くためには、それなりに細かい文法に習熟する必要があるのは事実です。上にあげた例で言えば、苦手意識を持っている人も多いであろう「関係代名詞」の理解が必要です。しかし、実際の所、この文法も明快なルールにのっとったパズルゲームに過ぎません。
このブログでは、TOEIC940点を専用の勉強無しで取得した私が、英文をどのように見て理解しているのかをシェアしていきます。難解な文法書に辟易としているのなら、ぜひブログ内の記事を読んでみてくださいね。一緒に楽しくかつシンプルにゲームをプレイしていきましょう!