英語が得意な人 ≧ 英語中級者
私が考える「英語中級者」とは、例えば以下のような人です。
一般的には「英語が得意な人」として認識されるでしょう。
以下は私自身のことでもありますが、私の中ではこのレベルは中級です。
これを見て、どう思いましたか?ハードル高すぎ、と思ったでしょうか?もしそうでも、ご安心ください。継続して学習すれば、この位のレベルになることは全く難しくありません。もし英語中級者になるために必要な素質があるとするなら、それは英語が好きかどうかだけでしょう。
英語が得意になるためには、まずは中級者を目指しましょう。
英検なら準1級、TOEICなら900点は余裕で射程範囲内です。
中級者になるために大切なこと
TOEIC940点を保持する私が考える、英語上達のコツです。
簡単に言ってしまえば、断捨離が大事と言うことです!
英語中級者になるために最も必要なことは、完璧主義を捨てると言うことです。ネイティブ並みの発音が無ければいけない、完璧な文法を知らなければならない、1万以上の単語を使いこなさなければならない。私の考えでは、このようなアイディアは全て、あなたの英語上達を妨げます。
英語学習を楽しんで続けていれば、必ず中級レベルには達することができます。上級レベル、ネイティブレベルを目指すとしても、まずは中級レベルに達することから始めるべきです。高すぎる理想や目標は、現実との乖離から意欲低下を生み、学習継続を困難にしてしまいます。
完璧を求めず気楽に構え、
徐々にレベルアップしましょう♪
中級者までのロードマップ
私が考える、中級者までのロードマップは以下の通りです。
「聞く」・「書く」・「話す」を満遍なく鍛えるのがコツです!
基礎的な単語・文法・発音ルールを覚える
どんな言語を学ぶにしても、まずは「単語」・「文法」・「発音ルール」を学ばなくてはなりません。例えば、超基礎レベルで良いので単語帳を一冊買い、その単語を覚えていくのもよいでしょう。覚えるコツとしては、実際に発声しながらメモするのがおススメです。
基礎文法については、まずは「中学英語これ一冊」的な本で十分です。それだけで全ての文法を網羅することは出来ませんが、何事もステップ・バイ・ステップで考えましょう。ある程度文法が身に付いたら、次は高校英語、更に発展英語に挑戦してみるのもよいでしょう。
単語も文法も発音も、ネイティブ並みである必要はありません。
アクセントがあっても、内容が稚拙でも、意思疎通は可能です。
最重要!英文構造を見抜く力を磨く
私なりの考え方ですが、英語を話すことは「探偵ゲーム」に似ています。複雑に擬態した英文のカモフラージュを打ち破り、その正体を暴くのです。上手く構造を見抜ければ、複雑そうに見える英文も非常にシンプルだと気づくでしょう。そしてこの過程、実はすごく楽しいんです。
この英語を「探偵ゲーム」に見立てた遊び方は、このブログにおける最大のオリジナリティになると思います。一たび英文の正体を看破できるようになれば、あとは発音や単語をアップデートするだけで、より洗練された英語を作れる、話せるようになります。
私はこの方法で英語を勉強し、腕試しに受けてみたTOEICで940点を取ることができました。TOEIC用の勉強は、一切していません。「探偵ゲーム」で養える土台は「読解」はもちろん、「会話力」の土台にもなりますよ♪
実践してみる(話してみる)
僕には私にはまだ早い…。そういう考えは、不要です。頭で覚えたことは積極的に使うことで定着に繋がります。英語の記事を読むことに挑戦するのも良いですし、英会話教室に参加するのも良いでしょう。私は、オンライン英会話スクールで累計500時間超は話したと思います。
そんな私を努力家だと思いますか?もしそう思うなら、それは誤解です。私はただ、英語で話すことを楽しんでいただけ、もっと言えば遊んでいただけです。自分が作った英文が伝わり、相手の言っていることも分かる。ただ、こんな遊びを繰り返すなかで、学びは定着していきました。
私は「話す」ことが「読む」・「聞く」・「書く」も含めた最良のトレーニングだと思っています。話す事は、頭の中で文法に沿って単語を並び替えることに他なりません。また、会話は相手の英語を聞く練習にもなりますね。
「気が付いたら出来ていた」を目指そう
「試験で良い点数を取りたい」、「社内での昇進基準をクリアしたい」。気持ちは分かりますが、その方法で英語学習を楽しむことは難しいでしょう。掲げる目標はあくまで成果物と考え、それよりも英語をゲームとして楽しみ、英語の可能性にワクワクすることを優先しませんか?
もしあなたが、このアイディアに賛同できると感じるのならば。現時点の英語力とは無関係に、あなたも遅かれ早かれ、私と同じ英語中級者になれるでしょう。さぁ、一緒に英語力向上というワクワクする冒険に出かけましょう。Let’s do it together, my friend!