「There is 構文」の使い方や使わないケースなどを多彩な例文で解説!

a pen and coffee英語ペラペラへの文法

「there is 構文」とは

「there is 構文」は「~がある、いる」を表すことができる基礎構文です。この「there is 構文」は英会話でも欠かせない超基礎フレーズの一つですが、意外と苦手にしている方が多い印象も。でも、この記事を読めば、「there is 構文」の基礎はバッチリですよ!

◆例文

・There are many things to learn.
(学ぶべきことが沢山ある)

「there is 構文」の作り方

まず初めに、「there is 構文」の肯定・疑問・否定文の形とその意味を確認しましょう。それぞれに例文が付いているので、例文と見比べてその基本形を把握しましょう。なお、意味の欄は現在形を想定していますが、意味が過去・未来になることもあります。

例文


There is a pen on the desk.
(机の上にペンがあります)

There are some books on the desk.
(机の上にいくつかの本があります)

There was a dog on the chair.
(椅子の上に犬がいました)

There were some cats on the chair.
(椅子の上に数匹の猫がいました)

There was a dog there.
(そこに犬がいました)


Is there a pen on the desk?
(机の上にペンがありますか?)

Are there some books on the desk?
(机の上にいくつかの本がありますか?)

Was there a dog on the chair?
(椅子の上に犬がいましたか?)

Were there some cats on the chair?
(椅子の上に猫たちがいましたか?)

Was there a dog there?
(そこに犬はいましたか?)
Yes, there is.
(はい、あります)
No, there isn’t.

(いいえ、ありません)
Yes, there are.
(はい、あります)
No, there aren’t.

(いいえ、ありません)
Yes, there was.
(はい、いました)
No, there wasn’t.

(いいえ、いませんでした)


There is not a pen on the desk.
(机の上にペンはありません)

There are not some books on the desk.
(机の上にいくつかの本はありません)

There was not a dog on the chair.
(椅子の上に犬はいませんでした)

There weren’t some cats on the chair.
(椅子の上に猫たちはいませんでした)

There wasn’t a dog there.
(そこに犬はいませんでした)
cat

「there is 構文」の基礎

続いて、以下で「there is 構文」に関連する基本ルールをご紹介します!なお、超頻出の内容は黄色背景で、出現率はやや低めの内容は灰色背景で表示しています。最終的には全てを身につけるべきですが、まずは黄色背景の内容を重点的に学習しましょう!

ルール1:文頭の「there」は飾り

「there is 構文」の文頭にある「there」は、一切の意味を持たないただの飾りです。ただし、「there is 構文」内で「そこに」という意味を持つ副詞「there」を使うことはできます。「そこに」という意味を加えたい場合、文末に「there」を置きましょう

◆例文

・There is a cat.
(猫がいる)

・There is a cat there.
(猫がそこにいる)

ルール2:「there is 構文」の主語は述語動詞の後ろ

ルール1から、「there is 構文」の「there」は、文頭にある物のただの飾りで文の主語にはなりません。そして、この文の主語は述語動詞の後ろにくる単語です。影のドンたる真の主語は、そうそう表には出て来ず、いつも重役出勤なのです(just a joke!)。

◆例文

主語は「be動詞」の後に現れます。

・There is a cat on the desk.
が机の上にいる)

・There are some apples in the fridge. 
いくつかのリンゴが冷蔵庫にある)

ルール3:「be動詞」は対象物の数で単複変化

「there is 構文」で「there」の次に来る「be動詞」の単複は、後ろに続く対象物の単複に合わせて決定されます。このルールに合わせて、「there is」と「there are」を使い分けることになります。文の真の主語である「対象物」が、「be動詞」を従えるのです。

◆例文

・There is a cat on the desk.
(猫が机の上にいる)

・There are many cats there.
(沢山の猫がそこにいる)

tablecat

ルール4:「be動詞」が時制を決める

「there is 構文」の「be動詞」は飾りではなく、文内で唯一の述語動詞として働きます。このことから、「there is 構文」の時制は「be動詞」によって決められます。対象物(主語)の単複を念頭に置いたうえで、適切な時制の「be動詞」を使いましょう。

◆例文

・There is a cat on the desk.
(猫が机の上にいる

・There were many cats there.
(沢山の猫がそこにいた

ルール5:使えない単語が存在(原則)

「there is 構文」は、新たな情報を紹介する文です。よって、原則的には文の主語となる対象物に所有格(myなど)や定冠詞「the」はつけられません。「特定された何かがいる、ある」を表したい場合は、「特定名詞」を文頭に置いたを作ります。

× There is my cat on the desk.
原則としては、「my」は使えない

My cat is on the desk.
(私の猫は机の上にいる)

ただし、「there is 構文」でも、対象物を定冠詞付きの名詞や固有名詞にすることもあります。例えば、「ある文脈の上では未知だが、その存在自体は既知であるもの」を紹介する場合や、「~がいる、いた」を列挙方式で述べる場合がその例外ケースです。

◆「there is 構文」と定冠詞・固有名詞

固有名詞や定冠詞付きの名詞も、文脈上で新情報になるなら「there is 構文」でも使えます。以下では固有名詞を含んだ例文を扱いますが、考え方は定冠詞でも同じです。

(A) I think no one will come to help us.
(誰も俺たちを助けには来ないと思う)

(B) Wait! There is Tom in the room! 
(待って!部屋の中にトムがいるわ!)

AはTomのことは知っているが、助けに来てくれるとは思っていない。つまり、この文脈上ではトムの存在は未知。よって、「there is 構文」でも固有名詞「Tom」が使えます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(C)Who were there after all?
(結局、誰がそこにいたの?)

(A)There was, Tom, John, and Mari.
(トムと、ジョンと、マリだね)

このように、何かを列挙するときにも固有名詞を持ってくることができます。

tom

「there is 構文」の文型

「There is 構文」はVとSが逆転(倒置)した第1文型として解釈されます。ただ、実際に「there is 構文」を使って文を作る際には、この文型把握は必要ありません。ただ念のため、第一文型SVの在り方と、「there is 構文」の倒置を確認しておきましょう。

◆例文

I stand up.
(私は立った)

There was a guy.
(男がいた)

※ 第1文型は「S V」。「V S」はその派生と考えられ、「there is 構文」は第1文型。

「there is」の短縮形

「there is」の短縮形は「there’s」で、「there are」の短縮形は「there’re」です。海外サイトで調べたところ、ネイティブ的には何ら問題ないインフォーマルな表現のようです。ただ、ノンネイティブの学習者としてはあまり見かけないと思っています。

◆例文

・There is a pen there.
There’s a pen there.

・There are pens there.
There’re pens there.

※ライティング試験などでは、短縮形の使用は避けることを推奨

ただ一方で、否定形を用いた場合の短縮形は、学習者としてもそれなりに見かける印象です。なお、「there is 構文」で否定形を作る場合、通常の文法ルールに従って「be動詞」の後に「not」を置けばOKです。以下で、実際の形を確認しておきましょう。

◆例文

・There is not a pen there.
≒ There isn’t a pen there.

・There are pens there.
≒ There aren’t pens there.

※過去形も通常と同様に「wasn’t」「weren’t」でOK。

ここまでが、「there is 構文」の基礎でした。ここまでの内容が分かっていれば、「there is 構文」に困らされることは殆どなくなるでしょう!

pen

「there is 構文」の応用

さて、ここからは「there is 構文」の応用文法を扱っていきます!

「there is 構文」と助動詞

「there is 構文」の中に助動詞を組み込んで、推測や確信などの主観を入れ込んだ文を作ることができます。その場合、「there」を形式上の主語とみなし、助動詞の通常ルールに従い文を作ります。以下の表に、様々な例文をまとめてみました。

その例文


・There will be a hungry cat there.
(空腹のネコがそこにいるでしょう)
・There could be a hungry cat there.

(空腹のネコがそこにいるかもです)
・There should be a hungry cat there.
(空腹のネコがそこにいるはずだ)

・There might be a hungry cat there.
(空腹のネコがそこにいるかもです)
・There must be a hungry cat there.

(空腹のネコがそこにいるに違いない)
・There would have been a defect there.
(そこには欠陥があっただろう)
・There could have been a defect there.
(そこには欠陥があったかもしれない)
・There might have been a defect there.
(そこには欠陥があったかもしれない)
・There must have been a defect there.
(そこには欠陥があったに違いない)
・There should have been a defect there.
(そこには欠陥があったはずだ)


Will there be a kitty there?
(そこに子猫はいるだろうか?)
Can there be a kitty there?

(そこに子猫がいるのはありえますか?)
Could there be a kitty there?
(そこに子猫はいるだろうか?)
Would there be a kitty there?
(そこに子猫はいるだろうか?)


・There won’t be a place to hide.
(隠れる場所など決してない)
・There might not be a new finding.
(新しい発見はないかもしれない)
・There can’t be a mistake.
(間違いがあるはずがない)
・There shouldn’t be a defect.
(欠陥はないだろう)
・There mustn’t be a secret.
(秘密事があってはならない)
・There wouldnt have been a dog there.
(そこに犬はいなかっただろう)
・There can‘t have been a betrayer.
(裏切者がいたはずがない)
・There might not have been any good.
(何も良いことはなかったかもしれない)
・There shouldn’t have been a cat there.
(そこに猫がいるべきではなかった)

なお、「助動詞+have+been」を使うケースは、「there is 構文」の練習と言うより、助動詞と完了形の練習と言う方が良いかもしれません。テスト等で問われることは少ないでしょうが、使えると英会話の幅が広がるので、ぜひマスターしたいところです。

cat

「there is 構文」と付加疑問文

「there is 構文」では、付加疑問文を作ることもできます。「there is 構文」だけに当てはまる特殊ルールはなく、基本文法通りに作ればOK。文頭の「there」を形式上の主語としましょう。付加疑問文の詳細は、別記事で解説しているのでそちらもどうぞ!

◆付加疑問文の作り方

主節の文が肯定文なら否定の疑問文を、主節の文が否定文なら肯定の疑問文をつけます。主語は常に「there」で固定ですが、「be動詞」は主節で使っているものを使います。

There is a cat on the desk, isn’t there?
(机の上には猫がいますね?)

There are many books in the shop, aren’t there?
(その店には多くの本があるよね?)

There wasn’t a dog in the park, was there?
(公園に犬はいなかったよね)

There weren’t many cats there, were there?
(そこに沢山の猫はいなかったよね?)

「there is 構文」と否定疑問文

「there is 構文」では、否定疑問文も作れます。こちらも、「there is 構文」特有のルールはなく、基本文法ルール通り文を構築できます。また、「there」を形式上の主語とするのも変わりません。否定疑問文の詳細も個別記事がありますので、そちらもぜひ!

◆否定疑問文の作り方

否定疑問文に答える場合、「yes」が「いいえ」、「no」が「はい」を表すことがあります。日本語で考えると間違いうるので、「yes/no」の後ろに続く英文を先に考え、その文が肯定なら「yes」、否定なら「no」を文頭に置くようにしましょう。

Isn’t there a shop around here?
(この辺りにお店はないの?)

Aren’t there people at the station?
(駅に人はいないの?)

Wasn’t there a guide in the park ?
(その公園にガイドはいなかったの?)

Weren’t there kind guys?
(親切な男性はいなかったの?)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Yes, there is(いえ、あります)
 No, there isn’t (はい、ありません)

② Yes, there are.(いえ、います)
 No, there aren’t. (はい、いません)

③ Yes, there was.(いえ、いました)
No, there wasn’t.(はい、いませんでした)

④ Yes, there were.(いえ、いました)
No, there weren’t.(はい、いませんでした)

「there is 構文」と自動詞

「there is 構文」では、「be動詞」の代わりに存在・到来・様態などを表す自動詞が入ることがあります。使われる自動詞は、例えば「live」「come」「appear」「stand」などです。おとぎ話の出だしで使わる様な表現なので、さほど見る機会はないでしょう。

◆例文

「there is 構文」で「be動詞」の代わりに自動詞を用いることがあります。この場合、使用する自動詞の意味に沿った存在を表す文になります。なお、自動詞は「対象物」に従って自らの形を変えます。場合によっては、三単現の「s」がつくので注意しましょう。

・There lived a man in the forest.
(その森に、ある男が住んでいました)

・There came a guy to the park.
(その公園に、男が来ました)

There appeared an old witch.
(年老いた魔女が現れた)

There stands a house on the hill.
(丘の上に家が立っています)

There stand some houses on the hill.
(丘の上に幾つかの家が立っています)

hillandhouse

確認クイズ

それでは、「there is 構文」の理解度を試す確認クイズに挑戦してみましょう!前半部分は基礎がメインですが、後半からは少し難しい問題も含まれてきます。記事を何度も見直して、ラクラク全問正解できるように頑張ってください! 「There are many quizzes to answer!

答え:There are many dogs in the park.

「(不特定の何かが)~がいる、ある」を表す場合、「there is 構文」を使うことができる。「there is 構文」では、「対象物」の単複によって「be動詞」を使い分ける。今回の対象物は「沢山の犬」と複数なので、「be動詞」も複数形を使う。

また、「there is 構文」の時制も、「be動詞」が制御する。今回の時制は「~います」なので現在。よって、使うべき「be動詞」は複数かつ現在形を表す「are」となる。後はこれを文法通り並べて、「There are many dogs in the park.」を得る。

なお、「there is 構文」は原則的に「特定された名詞」と一緒に使わない。「特定された名詞」とは例えば、所有格や定冠詞を使った「my dogs」「the dogs」など。これらの存在を表したい場合、「My dogs are …」のように特定名詞を文頭に置いて文を作る。なお、以降の問題ではこの説明は省略する。

答え:Are there many people in this city?

「~がいる、ある」は「there is 構文」を使って表すことができる。その疑問形を作る時は、「be動詞」を先頭に出せばよい。今回、「there is 構文」の対象物は「多くの人」と複数で、時制は現在。よって使うべき「be動詞」は「are」であると分かる。これを文頭に出し、「Are there many people in this city?」を得る。

答え:There was a pen on the desk.

「~がある、いる」を表すときは、「there is 構文」が使える。今回の対象物は「一つのペン」なので、単数。また、「あった」なので時制は過去。よって、使うべき「be動詞」は、単数で過去時制を表す「was」だと分かる。これを並べて「There was a pen on the desk.」を得る。

答え:There weren’t (any) students in the classroom.

「~がある、いる」を表す「there is 構文」を使う。今回の対象物は「生徒たち」と複数で、時制は「いなかった」なので過去。よって、使うべき「be動詞」は複数かつ過去を表す「were」。ただし、今回は否定文なので後ろに「not」を付けて「There weren’t any students in the classroom.」を得る。

答え:My cats are on the desk.

ひっかけ問題。「~がいる、ある」を表す際には「there is 構文」を使えることが多いが、対象物が「特定の名詞」の場合は原則的には使うことができない。この場合は、特定の名詞を文頭に出した文を作る。単純なSVCの文を作り「My cats are on the desk.」を得る。

答え:Were there many students at the station?

「~がいる、ある」を表すには、「there is 構文」が使える。今回の対象物は「たくさんの学生」なので、複数。時制は「いましたか」なので過去。よって、使うべき「be動詞」は複数かつ過去を表す「were」。疑問文なのでこれを文頭に出して「Were there many students at the station?」を得る。

答え:There weren’t many books in the shop.

「~がある、いる」を表す「there is 構文」が使える。今回の対象物は「多くの本」なので複数、時制は「ありませんでした」なので過去。よって、使うべき「be動詞」は複数で過去を表す「were」。今回は否定文なのでその後ろに「not」を付けて、「There weren’t many books in the shop.」を得る。

答え:There live an unhappy frog in the pond.

「there is 構文」の応用として、「be動詞」の代わりに自動詞を使う用法がある。格式ばった使い方で、物語などで使われることが多い。使う自動詞によってその意味は変わるが、基本的に「対象物が~する、した」という意味になる。

今回は「住んでいた」としたいので、使うべき自動詞は「lived」。対象物は「不幸なカエルさん」なので「an unhappy frog」とする。これを順番通り並べて「There lived an unhappy frog in the pond.」となる。

答え:There must have been some errors in the process.

「there is 構文」の応用として、助動詞と組み合わせる用法がある。「~したに違いない」という過去の断定を表すためには、助動詞と完了形を組み合わせた「must have been」を使う。これを「There」の後ろにおき、「There must have been some errors in the process.」を得る。

答え:There can’t be any errors in the process.

二人は喧嘩中である(笑)。それはさておき、こちらも「there is 構文」と助動詞を組み合わせた表現。「~のはずがない」という意味は「can’t」で表すことができ、これを「there」の後ろに代入する。よって、「There can’t be any errors in the process.」を得る。

なお、この「there +助動詞」の作り方は、どちらかと言うと助動詞の使い方をしっかりマスターしていることの方が重要になる。テスト等ではあまり問われることはないかもしれないが、実用的な英語力を身に着ける上では非常に、非常に便利な表現なのでぜひトライして頂きたい。記事中に助動詞の記事へのリンクがあるので、詳細はそちらを参照されたし。

答え:There aren’t any cats in the park, are there?

「there is 構文」の応用の一つに、付加疑問文がある。付加疑問文は「前の文」と「後に続く文(付加疑問文)」が逆の性質を持つ。つまり、「前の文」が「肯定文」なら「後ろの文」は「否定文」と言った具合。今回は前が「否定」なので、後ろは「肯定」にする。

また、付加疑問文では、話者は「前の文内容が真実」と思っている。付加疑問文は、その内容を念のため確認したり、相手からの同意を取るために使われる。そして今回の「前に来る文」は「公園内にネコたちがいない」という文。

その文の対象物は「ネコたち」で、時制は「いない」なので現在。よって、使うべき「be動詞」は、複数かつ現在形を表す「are」。ただし、今回は否定なので「aren’t」を使う。

これらを並べて、「There aren’t (any) cats in the park. 」を得る。後は、付加疑問文のルールに従って、肯定の疑問文を続ければよい。よって、「There aren’t any cats in the park, are there?」を得る。

答え:There were some apples in the fridge, weren’t there?

付加疑問文を使うが、先ほどとは逆のパターン。前文(話者の認識)は肯定文で、付加疑問文は否定である。前文の対象物は「いくつかのリンゴ」で複数、時制は「あったよね」なので過去。よって、使うべき「be動詞」は複数かつ過去を表す「were」である。

順番通りに前文を作り、「There were some apples in the fridge.(冷蔵庫の中にいくつかのリンゴがあった)」を得る。後は、これが事実かどうかを確認するための付加疑問文を続ける。前文が肯定なら付加疑問文は否定なので、正答「There were some apples in the fridge, weren’t there?」を得る。

答え:Weren’t there any students in the park? → No, there weren’t.

「~ではないですか?」と問うには、否定疑問文を使う。否定疑問文は「~ですか?」を意味する文を作った後で、冒頭に出ている疑問を表す言葉(「be動詞」や「do/does/did」など)に「not」をくっつけて短縮形にすればよい。

先に「その公園に生徒たちはいましたか?」を作る。対象物は「生徒たち」で複数、時制は「いましたか」で過去。よって、使うべき「be動詞」は複数かつ過去を表す「were」。疑問文なので文頭に出して「Were there any students in the park?」を得る。

後は、文頭の「were」に「not」を足して「weren’t」とすればよく、正答「Weren’t there any students in the park?」を得る。なお、付加疑問文に答える際は日本語の「はい/いいえ」と英語の「Yes/No」が逆になる。詳しくは、記事中の解説参照。

さいごに

「there is 構文」に関する文法を学んできました。この記事に書いてある内容を全て理解して使いこなせるならば、もう「there is 構文」に悩まされることはないでしょう。その日を目指して、コツコツ頑張りましょう。「There will be good things if you continue!

こんな人が書きました
えいすき

英語に強い興味を持ち英語で遊んでいるうちに、専用対策なしでTOEIC940点を取得。過去に英語塾講師経験があるほか、オンライン英会話にも講師として登録している。オーストラリアへのワーキングホリデー経験のほか、民間企業での会長秘書として海外連絡担当経験もあり。自身の英語力は中上級を自認。

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